花嫁


花嫁-2

姉弟として、あるまじき行為だというのは重々承知だった。
でも、姉は、俺の姉であるまえに女だった。
憧れにも似た想いだった。

昔から同じ年くらいの女の子に比べてずっと大人っぽかったまゆ。
いつも、どこか遠い目をしているまゆ。
俺だけの、まゆ。

本日実に三回目のセックスが終わって、お風呂から出てきた姉は
まるで何事も無かったかのように言った。

「明、私ね結婚するの」
「は?」
「会社のね、松下さんっていうんだけど」
頭を何かでぶたれたような刺激が襲った。
「・・・ふーん。おめでとう」
少し混乱した頭をフル回転させつつ、姉を見ずに言った。
「もう、明とはあえなくなるね」
「何で?会えるだろ。」
「だって、セックス出来ないし」
「お前は俺をなんだと・・・」
笑いながら言おうとしたその時にまゆは
「明。私ね明が好きよ」
と言った。
「・・・・・なんだよ・・」
「ずっと、前から」
姉の冷たい手が俺の頬に触れる。

結婚?姉貴が?
血が、にわかに逆流する感覚に襲われた。

「ゴメンネ・・・明。」

なにか今までのモノが、壊れる音が頭に響いた。
少し涙目になっている姉を、俺はその場で犯した。
馬乗りになって、下着を脱がして、むりやり濡れていない姉の秘部に自分のを突っ込んだ
「!・・・・いたいよ・・明ぁ・・」
誰にも渡したくない。
むき出しの独占欲から姉を何度も貫いた。
「・はぁ・・ん・・明・ぁ・」
最後には姉の中に自分の精液を注ぎ込んでいた。
どくどくとあふれるソレは、確実に姉に染みていった。

全てが終わって、姉から身体を離した。

なんて事をしてしまったんだろう

ハッとわれに変える

しかし、先に口を開いたのは姉だった。
「子どもが欲しいな。明との」
いつもの、あの花みたいな笑顔だった。

いつものまゆ、だ。
声を上げて泣く俺をそっとまゆは抱きしめてくれた。

「乱暴なのも、たまにはいいね」
明るい声だった。
「・・・ゴメン」
「なんで謝るの? 怒ってないよ」
あぁ。そうか。
姉貴は俺が好きだったんだ。

「明、結婚式には来てくれる?」
「たりめーだろう」
「ふふ。良かった」

「大きな花束持って行く」
なけなしの強がりだった。

行かないで、まゆ。

「明、私、アナタと姉弟で、良かった」
まゆの表情は、涙で見えなかった

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